ラグーナ出版ブログ:2023年7月3日「生かされている」

編集部のひまわりです。
その人とはネットで出会ったのですが、余命2,3ヵ月の人に出会い、あっという間にさよならの時が来てしまいました。
全身の癌で、無菌室で暮らしていました。
その人から、生きるということの素晴らしさ、例えば、足が動く、手が動く、味覚がある、話せる、耳が聞こえる等、五感を使えるだけで幸せなのだなということを教えてもらい、身に染みてそれを感じました。
そして、リアルがある。無菌室にいればリアルが無い。
私の生きている意味を改めて感じました。
その人は、癌のほか、幼少期からの家族による虐待や彼氏、夫らからのDVなど、つらい経験による精神障がい等もありました。
親族も無く、最後は、無念仏になると言っていました。
幸せは、リアルの人にはたくさんあり、五感があるというだけで、幸せなのだなと感じました。
生かされている人生。
これからも、大切にしたいと思いました。
偶然にも、奇跡的にも、その人と出会えたことにより、生きていることの素晴らしさ、それを感じることの大切さに気付かされ、ありがとうございましたと、その人にお別れの言葉として伝えたいと思います。
誠に感謝しております。ゆっくりお眠りください。

天国では、幸せに暮らせますように。

 

 

関連記事

TOP
TOP