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電子書籍タイトル一覧

これまで弊社が刊行した書籍の中から
絶版になってしまった書籍を中心にAmazon Kindleにて電子書籍で販売しています。
読みたかった作品をぜひ電子でお試しください。

 

 

統合失調症体験事典
精神医学は、さまざまな現象に専門用語を使い、症状として分類し、治療につなげます。
しかし、これらの専門用語は、体験したことのない者にどれだけ伝わるでしょうか?本書は、統合失調症をかかえる著者・竜人が、その体験を、精神医学の専門用語ではなく、自らの言葉で定義した事典です。
「シナプスの笑い」で好評連載中の「ノンフィクション精神事典」を加筆、修正し、1冊の本にまとめました。事典の他に、精神科医による統合失調症についての解説や、著者から”統合失調症を抱えるあなたへ贈る7つのエッセイ”なども収録しています。

四六判(128×188ミリ)
212頁
定価 (本体1200円+税)
ISBN 978-4-9043-8063-5 C0047
2012年9月21日発行

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シナプスの笑いシリーズ

 

 

シナプスの笑い 創刊号
当事者の視点から当事者の言葉で「体験知」として精神障がいの事象を発信することを目指して、雑誌「シナプスの笑い」が創刊されました。
幻覚・幻聴の数多の霊との戦いを綴る「霊界大戦」、精神病院の何気ない日常を描く「たぎり」の連載が始まります。座談会では「精神病からの回復」と「退院の仕方」をテーマに医師・看護師・臨床心理士も交えて意見交換しました。
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A5判(148×210ミリ)
128頁
定価  (本体476円+税) 
ISBN 1883-0374 
2006年3月1日発行

 

シナプスの笑い vol.2
戦災地や紛争地の子供たちにアートやエンターテイメントを通してこころの手助けをしようと活動しているNGO「国境なきアーティストたち」。その代表エクトル・シエラ氏とおこなった座談会の前半を掲載しました。文化の違いによりしあわせの定義も異なってくることが浮き彫りにされます。
「医療の現場から」では、精神科医がストレスと上手く付き合っていく方法を解説します。心の中に「ストレスが入ってくる浴槽」があると仮定すれば対処法を考えやすいことがわかります。
「ノンフィクション精神科事典体験者版」の連載がスタート。実体験をもとに医療の言葉を再定義する試みが始まりました。
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A5判(148×210ミリ)
128頁
定価  (本体648円+税)
ISBN 1883-0374
2006年7月26日発行

 

 

シナプスの笑い vol.3
NGO「国境なきアーティストたち」の代表エクトル・シエラ氏を交えておこなった座談会の後半を収録。国によって幸せの定義や芸術の表現が異なることを見出します。エクトル氏の詩と、ワークショップで使用したテキスト「こころの力の育て方」も掲載しました。
特集は「みるということ」。精神医学の病的現象として、見ること見られることに関わるものは多く、ラグーナメンバーが辛いまなざしの体験と自分なりの乗り越え方を語ります。
体験者が答える「お笑いお悩み相談室」では、禁煙方法について話し合いますが、たばこをやめることの難しさがかえって浮き彫りになることに。
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A5判(148×210ミリ)
128頁
定価  (本体667円+税)
ISBN 1883-0374
2006年11月30日発行

 

シナプスの笑い vol.4
きくということ-幻聴-をテーマに特集を組みました。幻聴と創作との関係について、「霊界大戦」の著者竜人氏と、新連載漫画「ちんとろきゅう」の作者鶴丸深海魚氏に話を聞きます。「きこえてくるよちんとろきゅう」は、幻聴体験をコミカルに描いた親しみやすい漫画です。
ラグーナのメンバーにも実際に幻聴が聞こえるときの様子を聞き、幻聴との付き合い方や対処法について考えます。
座談会は、「生きる力、生かされる力」をテーマに語り合いました。辛い症状の渦中にあって自分を生かしてくれた力は何なのか、真に迫る実体験が披瀝されます。
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A5判(148×210ミリ)
128頁
定価  (本体667円+税)
ISBN 1883-0374
2007年4月14日発行

 

シナプスの笑い vol.5
特集は「働くということ」。「シナプスの笑い」の編集・販売作業は有限会社ア・ライズに委託され、精神障がいを抱える方が「仕事」としておこなっています。そこで働くメンバーと、働くこととは何かについて話し合ってみました。働くことが持つさまざまな意味とその影響を各自が語った後、座談会形式で相互に意見を深めていきます。
連載作品「霊界大戦」「たぎり」がともに最終回を迎えます。エッセイ・自伝では、さまざまな体験を経てきた当事者の方々が、人生を振り返ってありのままの思いを書いてくれました。人生山も谷もありますが、自分なりに生き抜くことの尊さを痛感させられます。
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A5判(148×210ミリ)
128頁
定価  (本体667円+税)
ISBN 1883-0374
2007年10月27日発行

 

シナプスの笑い vol.6
特集は「病院に行くまで-変だな?と思ってから-」。東邦大学医学部の水野雅文教授が、身体の病と同様に、「こころの病の早期発見の重要性」について寄稿してくださいました。複数の体験者の方々も、初めて病院に行くまでの一筋縄ではいかない過程を綴っています。
「自助会探訪」では、鹿児島市の精神障がい者ネットワークの確立を目指す「鹿児島精神医療福祉ユーザーネット準備会」の発足式の報告と、参加者の皆様に語っていただいた就労についての体験を掲載しました。
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A5判(148×210ミリ)
128頁
定価  (本体762円+税)
ISBN 1883-0374
2008年8月25日発行

 

シナプスの笑い vol.7
特集は「親しくなること」です。親しくなるとはどういうことなのか、座談会で話し合います。どんな人に親しみを感じるのか、病前病後で親しさの感覚は変わったのか。精神科医の神田橋條治先生にもお話をうかがい、親しくなるほど情報量が増えて脳の処理に負荷がかかるため、人とは一定の距離を保つ生き方が有用とのアドバイスをいただきました。
精神障がい者の交流と社会参加を目的として開催された「友愛フェスティバル」における体験者発表も収録しました。さまざまな症状を抱える当事者、家族の方々が、自らの体験を率直に語ってくれました。
投稿は、短い文章のなかに、内に秘められた苦悩を凝縮して表現した体験記三編を掲載。エッセイ「千の風になって」は、それぞれ精神と身体に障がいを抱えた二人の、淡くて短かった老いらくの恋の物語です。

A5判(148×210ミリ)
128頁
定価  (本体762円+税)
ISBN 1883-0374
2009年1月17日発行

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シナプスの笑い vol.8
特集では、想田和弘監督の映画『精神』を取り上げます。精神科クリニック「こらーる岡山」を舞台に、精神疾患の当事者とそれを取り巻く人々が織り成す世界をつぶさに観察したドキュメンタリーで、数々の映画祭で賞を獲得しました。
座談会のテーマは「精神病体験における自信について」。自信を失いやすい病といえる精神疾患。能力の低下やマイナス思考に悩まされつつも、少しずつ自信を回復する対処法を話し合います。
連続二話掲載の投稿「障害者家族体験記」は、「精神障がい者の妻と職親兼ねて四十年」の第一話。育児ノイローゼから統合失調症を発症した妻と子ども二人を抱え、生きるために奮闘する姿が描かれます。

A5判(148×210ミリ)
128頁
定価  (本体762円+税)
ISBN 1883-0374
2009年5月21日発行

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シナプスの笑い vol.9
座談会のテーマは「見えない病ゆえの悩み」です。目には見えない病であるがゆえに誤解を受けることも多く、周囲とのギャップが生じやすい精神疾患の症状を、どのように伝えれば相手に理解してもらえるのか、ロールプレイを通じて探ってみます。
特集では、精神科地域医療を取り上げた映画「精神」と、その監督想田和弘氏の著書「精神病とモザイク」を取り上げます。体験者による感想と想田監督からのメッセージを掲載しました。
体験者が病を振り返る新企画「視線恐怖って何?」が始まります。対人恐怖症に悩んできた半生を当事者が見つめ直します。

A5判(148×210ミリ)
128頁
定価  (本体762円+税)
ISBN 1883-0374
2009年9月30日発行

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