北海道新聞、読書(ほん)ナビ「鳥の目×虫の目」のコーナーで、弊社刊行本「イタリア地域精神医療の思想と実践」が、作家の最相葉月さんによる書評として大きく取り上げられました。

令和5年1月22日付の北海道新聞、読書(ほん)ナビ「鳥の目×虫の目」のコーナーで、弊社刊行本『イタリア地域精神医療の思想と実践』(森越まや著、ラグーナ出版、2022年)が、作家の最相葉月さんによる書評として大きく取り上げられました。

この本は、弊社代表の精神科医森越まやと、社長で精神保健福祉士の川畑が2017年の春、イタリアのトレントとトリエステの地域精神医療の現場を訪れ、当事者や家族、支援者ら50名のインタビューをまとめた記録です。

1978年に精神科病院を廃絶し、治療の場を病院から地域へ移行したバザーリア法から約半世紀。イタリア精神医療は何を求めて変わり続けているのか? そして、今も29万人の入院患者を抱える日本……。私たちはイタリアから何を学び、何ができるのか。

50人の語りとともに、イタリア地域精神医療のネットワークや信頼と希望の精神医学的アプローチ、そしてなによりも大事なファーレ・アッシーエメ(みんなでやろう)の思想など、現場で参考になりそうな試みも丁寧にご紹介しています。最相さんが書かれているように、私たちが住む日本も「心を病んでも大切にされる国」にしていきましょう。興味のある方は、ぜひご一読ください。

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