ラグーナ出版ブログ:2024年5月15日「本を読んでみませんか」

こんにちは。編集部のウナムです。今回は精神障がいについての本を紹介します。

私も当事者ですが、精神病の辛さは、なかなか健常者には伝わりにくいと思います。私も退院後、薬を飲みながら働いてから、やっと、辛さがわかりました。経験しないとわからないことでした。
でも、精神障がいへの偏見は、相変わらずあります。簡単に言葉にすると、
「本当に辛いの?」
「きついってウソじゃない?」
「辛いのは私だけじゃない?」
ということなのです。
こんな私が共感した本を紹介させていただきます。
鈴木寂静(すずきせきせい)さんという方の『半円い町』という本です。
精神障がい当事者の日常はなかなか文章にしづらいので、本としては残らないのが現状だと思います。私が日常を本にしようとすると、字数が足りないかもしれません。私の日常は同じことの繰り返しだから。
でも、鈴木寂静さんは、精神障がい者の日常を書いたのです。すごいことだと思います。ぜひ読んでみてください。

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