ラグーナ出版ブログ:2023年9月19日「緊張で真剣に楽しい」

こんにちは。

制作部の充です。

今回は、『中井久夫と考える患者シリーズ 特別手製本 全四巻セット』の作業を少し振り返りたいと思います。

表紙となる平ボード・背ボードにエンボス加工(紙の表面に凹凸をつける、型押し加工)をするのですが、難しい。エンボスが浅いとだめですし、深すぎたら裏にのりが染みてしまいます。

本の背となる背ボードのエンボスがカットしづらくて、二枚くらい「失敗しちゃった……⁉」と思ったこともありました。

中でも、一番緊張したのは、タイトルを貼る工程。ナナメにならないように、慎重に貼ります。背のタイトル部分は、函に入っている状態で作業するのですが、四巻の背のエンボスが揃っていることを確かめてから貼り始めます。

背のタイトルを四巻すべて貼り終えた時は、まだ一セット目でしたが、「できた!」と達成感がありました。

『中井久夫と考える患者シリーズ 特別手製本 全四巻セット』の作業は、緊張と、初めてのエンボス加工・タイトル貼りなど、新しい挑戦へのわくわくでいっぱいでした。

大変で、忙しくて、緊張の連続だったけど、楽しい作業でした。

……また作りたいなー(チラッ)

ご注文お待ちしています☆

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