ラグーナ出版ブログ:2023年4月17日「食べることと生きること」

こんにちは、編集部の有川です。

父が亡くなり、早くも一年が経とうとしています。

今でも、ひょっこり現れるのではないか、とあらぬ妄想をします。

よく、映画やドラマでありますよね、死んだ人が現れるの。

そんなことを考えながらなんとかふんばっています。

 

お米をガスコンロで炊くことにハマっています。二十三年使ったコンロが古くなり、新しいコンロに変えたら、お米炊き用の鍋が付いてきました。保温ができないので、一回、二合炊いて、五食に分けます。炊き立てのごはんは、それはもう美味しくて、最初のころは、一日に二合も食べていました。楽しく炊いていましたが、炊飯器とは違う手間がかかることにストレスを感じ、パン食に走ったらひどい便秘になりました。また、お米を炊き始め、ごはん食に戻したら、お通じは改善し、ほっとしています。一周忌に帰ってくる兄夫婦にも食べさせたいです。

 

父は最期を過ごした緩和ケア病棟で、私と主治医との相談の結果、食事も点滴も選択できませんでした。でも、父は様々な甘い物を欲しがり、私が持って行きましたが、食べない、の繰り返しでした。

遺体は餓死のような感じにも見えました。

 

 

ごはんが美味しいのは幸せなことです。

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