シナプスの笑い Vol.35

シナプスの笑い Vol.35

¥815

「A型事業所に未来はあるか」をテーマに、逆風にさらされつつあるA型就労継続支援事業所の経営者二人と利用者が語り合い、多様性を認め合う豊かな社会におけるA型事業所の必要性と今後のあり方を考えます。
巻頭特集では、最近注目されているピアサポート専門員にフォーカス。精神疾患経験者が患者の回復を支援する職業について紹介し、実際に医療現場で活動している専門員の方に、仕事内容などをインタビューしました。
座談会では、誰にでも訪れる死、そのときまでにやっておきたいことについて話し合います。

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A5判(148×210ミリ)
128頁
定価 (本体741円+税)
ISBN 978-4-904380-76-5 C0093
2018年6月20日発行

年間定期購読はこちらから
https://lagunajapan.official.ec/items/38597142

内 容

ピアサポート専門員とは
ピアサポート専門員は、自らの精神疾患の体験を専門性にまで高め、同じ精神疾患の患者の回復を支援する仕事である。日本ではまだ発展途上だが、チーム医療や患者の地域移行支援において大きな役割が期待されている。実際に働く専門員にインタビューし、業務内容の実態をレポート。

連載:地域へひろがる精神医療と保健福祉 A型事業所に未来はあるか
一般社団法人Saa・Ya代表理事 鶴田啓洋×ラグーナ出版
障がい者の就労機関として、福祉と経営の両側面をもつA型就労継続支援事業所だが、近年その在り方が社会的な問題となり、A型事業所の存在意義があらためて問われている。A型事業所を経営する代表二人と利用者が、個々の障がいの特性に合わせた多様な働き方を可能にするA型事業所の必要性と、今後のあるべき姿について提言する。

探究:統合失調症とはどんな病気か ― 中井久夫を患者の視点から読み解く
家族との関係
統合失調症の患者たちが中井久夫の著作をともに読み、患者の視点から考える。患者にとって最も身近な人間関係は家族だが、回復につながる家族の対応とは。

座談会:死ぬまでにやりたいこと
時間には限りがあることを認識し、命が尽きるまでにやってみたいことを前向きに語り合う。その前に訪れる親亡き後についても、親孝行も含めて考えてみる。

連載:『マインド・マターズ Mind Matters』の紹介
当事者が翻訳するシリーズ第21回。マインド・マターズとは、オーストラリアで実施されている包括的な「学校精神保健プログラム」である。
最終回は「人生のための教育」より、「自殺の危機に陥っている生徒の早期発見」と「自殺願望がある、もしくは自傷行為をする生徒への対応」を特集。

連載:小説 「松田家の人々」 第8話
親の策略で嫁に行くも、夫に幻滅し精神的におかしくなって実家に戻ったマリ。母親を亡くして親戚のもとに預けられた甥っ子兄弟に、我が子のように愛情深く接するうちに、病気も治癒してゆく。

連載:小説 「ぬいぐるみふぁーざー」 第10話
目が覚めたらぬいぐるみになっていた男、北川雅俊。娘の学校に乗り込んで娘の恵梨と友人・美香子の息子悠真へ対するいじめにケリを付けた雅俊は、美香子と決別し、家族関係を再構築しようと決意する。

サークル活動紹介:だべる会

福祉就労事業所紹介:就労継続支援B型事業所 就労支援センター・七福神

連載:漢字の語源から精神文化を探る
「白川文字学」を継承する第一人者・山本史也氏が、漢字に刻み込まれた精神世界を解き明かす。今回は支援の「支」について。

投稿作品解説

投稿 体験記:「統合失調症とともに見つけ出した新しい観点と関係性」
体験記:「こんなはずではなかった人生」
統合失調症に境界型人格障害。病名は違う二人だが、ともに発症時は今後の人生に絶望しながらも、病気と付き合ってゆく過程で自分を見つめ直し、ありのままの自分を受け入れられるようになる。

投稿 体験記:「当事者の目線から考える、生活と自動車運転について」
脳梗塞から高次脳機能障害を発症した男性。自らは主治医の忠告で車の運転をやめたが、危険な事故を起こす可能性を指摘されながらも運転を続けざるを得ない当事者たちをフォローする支援体制の必要性を訴える。

目 次

特集
ピアサポート専門員とは

新連載
サークル活動紹介 だべる会

座談会
死ぬまでにやりたいこと

連載
探究 ― 統合失調症とはどんな病気か? 第十回
中井久夫を患者の視点から読み解く
家族との関係

連載
マインド・マターズ Mind Mattersの紹介 最終回
人生のための教育

連載
第四回 ショットの世界

連載小説
松田家の人々 第八話 / ぬいぐるみふぁーざー 第十話