シナプスの笑い Vol.28

シナプスの笑い Vol.28

¥815

シナプスの笑いは皆様に支えられて創刊から10年を迎えることができました。
中井久夫氏のテキストを患者が読み、自らの体験をもとに考える連載は第3回に入り、その当事者たちと、『泣いて笑ってまた泣いた』の著者である倉科透恵さんとの対談も収録。

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A5判(148×210ミリ)
128頁
定価 (本体741円+税)
ISBN 978-4-904380-48-2 C0093
2016年2月20日発行

年間定期購読はこちらから
https://lagunajapan.official.ec/items/38597142

内 容

特集:シナプスの笑い・ラジオ版 ― ラジオで語る人間ドラマ 第4回
精神疾患のある方が生出演し体験を赤裸々に語るラジオ番組。
今回は、うつ病を抱えながら働く男性が、発症から自分らしい生き方を模索するまでの過程を語る。解説には精神科医の森越まやさんを迎え、うつ病の経過に応じた支援のポイントを伝える。

連載:これからの精神科病院 ― 入院体験者、支援者が語る未来の形 第9回
病院から地域支援へ移行が進む国の方針のなかで、私たちは何ができるのか。今回は、きめ細やかな生活支援をしているグループホームでの実践を紹介。また、入院患者や地域で暮らす患者の手記をもとに精神科医療の未来について考える。

探究:統合失調症とはどんな病気か ― 中井久夫を患者の視点から読み解く 第3回
26号から始まった本連載は、統合失調症についての中井久夫先生の言葉(テキスト)を患者が読み、体験を語り、ともに考えながら、統合失調症の新たな可能性を探るものである。
今回は、人生の分岐点となった「はじめて医療と出会ったとき」をテーマとした。いつ、どのような状態で精神科病院を受診したか、病気の状態や治療についての説明、服薬する側の心理など、そのときの医療者の対応がどれほどその後の治療関係に影響を残すかなど、体験から語る。

座談会:統合失調症における書くことの意味 倉科透恵×考える患者たち
自らの体験を書き綴った患者たちが、痛々しい記憶や霊的体験、自らの症状とその対処法について語り合う。執筆に至ったいきさつや気持ち、回想の注意点、体験を物語にすることで生まれた変化、読者に伝えたいことなどを探り、書くことは統合失調症の回復に役立つか、その実像に迫る。

連載:『マインド・マターズ Mind Matters』の紹介
当事者が翻訳するシリーズ第15弾。マインド・マターズとは、2000年前後からオーストラリアで国家的プロジェクトとして実施されている包括的な「学校精神保健プログラム」のことで、多くの中学・高校で行われている。テキストは15巻あり、今回は前号に引き続き総論にあたる第1巻の「School Matters(学校の問題)」を取り上げた。

連載:松田家の人々
新連載。統合失調症を抱えた著者が戦前戦後の激動の時代を迫力のある筆致で描く。

連載:小説 「ぬいぐるみふぁーざー」 第3話
事故から目が覚めるとぬいぐるみになっていた男が"ぬいぐるみ"の視点から人間社会を洞察する。

投稿作品解説

投稿 漫画 作品名:「今回の入院経路」

退院して太ってしまった著者がダイエットに励むまでの過程をユーモラスに描く。

投稿 体験記 作品名:「世間の目」

生きがいのソウルバーで出会った人から学んだことをやさしいまなざしで描く。

目 次

特集連載
シナプスの笑い・ラジオ版 ― ラジオで語る人間ドラマ 第四回

連載
これからの精神科病院 ― 支援者、入院体験者が語る未来の形 第九回
<支援者が語る>長期入院患者さんのこれまでとこれから―
グループホームでの実践から医療、支援について考える
<地域で暮らす患者が語る>療養病棟に入院して
<入院患者が語る>天国への片道切符/幸福
まけないぞ/俳句/のんのんとマリマリ/おひさまのばんそうこ

連載
マインド・マターズ Mind Mattersの紹介 第十五回
学校の問題(SCHOOL MATTRS)について

連載
探究―統合失調症とはどんな病気か? 第三回
中井久夫を患者の視点から読み解く

座談会
統合失調症における書くことの意味
倉科透恵×考える患者たち

連載小説
松田家の人々 新連載/ぬいぐるみふぁーざー 第三話
投稿 漫画、体験記、詩歌、俳句
当事者映画評:ツレがうつになりまして。
当事者書評:ボクには世界がこう見えていた