デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―
デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―

デザインから考える障害者福祉 ―ミシンと砂時計―

¥1,980

「すでにデザインされた世界と、いまだデザインされていない世界がある」
障害者とその家族・地域とのかかわり、作業空間と時間、道具、組織・・・著者自らが、「障害者と働く現場」の声を拾い上げ、「実践的な論理」を記述していく。
不可能と思われていたことを可能にしたデザインとは?共生社会の実現を目指すこれからの障害者雇用、教育、社会福祉を志す人、必読の書。

再入荷のお知らせを希望する

年齢確認

再入荷されましたら、登録したメールアドレス宛にお知らせします。

メールアドレス

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「lagunapublishing.co.jp」を許可するように設定してください。

再入荷のお知らせを希望する

再入荷のお知らせを受け付けました。

ご記入いただいたメールアドレス宛に確認メールをお送りしておりますので、ご確認ください。
メールが届いていない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
通知受信時に、メールサーバー容量がオーバーしているなどの理由で受信できない場合がございます。ご確認ください。

折返しのメールが受信できるように、ドメイン指定受信で「thebase.in」と「lagunapublishing.co.jp」を許可するように設定してください。

※こちらの価格には消費税が含まれています。

※別途送料がかかります。送料を確認する

送料・配送方法について

この商品の送料・配送方法は下記のとおりです。

  • 送料

    送料

    全国一律 ¥200
通報する

A5判(148×210ミリ)
250頁
定価 (本体1800円+税)
ISBN 978-4904380901 C0036
2020年4月15日発行

著者

海老田 大五朗(えびた だいごろう)
1975年宮城県仙台市生まれ。成城大学大学院文学研究科コミュニケーション学専攻博士課程後期単位取得退学、博士(文学)。現職は、新潟青陵大学福祉心理学部臨床心理学科准教授。専攻はエスノメソドロジー、保健医療社会学。
主な著書に『概念分析の社会学2―実践の社会的論理』(共著、ナカニシヤ出版、2016年)、『ワークプレイス・スタディーズ―はたらくことのエスノメソドロジー』(共著、ハーベスト社、2017年)、『コミュニティビジネスで拓く地域と福祉』(共編著、ナカニシヤ出版、2018年)、『柔道整復の社会学的記述』(勁草書房、2018年)など。

はじめに(本文より抜粋)

本書で試みること

1.日本理化学工業のデザイン

工場には大きな砂時計がいくつも置いてある。文字盤が読めない彼らのために、この砂時計が使われているのだ。
「原料の混錬では同じ品質を保つために一定の時間でミキサーを動かさなければなりませんが、時計が読めない社員も多い。
そこで、時計が読めなくても正確な時間を計れるよう砂時計を用いました。混錬の機械のスイッチを入れたらまず砂時計をひっくり返し、砂が落ちたらそのスイッチを切る。どんな社員でも間違えることがなくなりました」
日本理化学工業は、日本のトップシェアを誇るチョーク会社である。この会社を有名にしたのは、障害者雇用を通じてであるといってよいだろう。
 ― 中略 ―
この日本理化学工業には数多くのドラマがある。そのなかでも筆者が注目したのは、「材料を練る時間を計るときに、時計の代わりに砂時計を使用する」というような話、つまり作業や道具のデザインについての話である。日本理化学工業では、知的障害者たちの理解力に合わせて作業環境を設計することで、知的に障害がある者が従事したとしても、ある特定の作業が可能になるように作業工程が設計されている。
 このような話からシンプルに導けることの一つは、「障害者が働けるか働けないかは、工夫や設計次第、つまりデザイン次第である」ということだ。

2.デザインの力

3.障害者福祉の問題群

4.本書の構成

5.本書の想定読者

関連動画

目次

はじめに 本書で試みること
序章 何をどのように記述できればデザインを記述したことになるのか
第1部 ワークプレイスのデザイン
1章 作業と組織のデザイン
~知的障害者の一般就労を可能にした方法の記述~
2章 協働実践と道具のデザイン
~障害者が使えるミシンはどのようにデザインされたか~
3章 労働時間のデザイン
~固定された世界を解きほぐす~
第2部 関係のデザイン
4章 地域との関係をデザインする
~精神障害者の移行支援はどのようにして可能になったか~
5章 家族との関係をデザインする
~映画「万引き家族」を手がかりに~
コラム映画「万引き家族」とパルマコン
6章 障害者本人との関係をデザインする
~実践のなかの意思決定支援~
終章 まとめ
補論 ゆがんだ麦を植える人たち 今井優美
あとがきと謝辞