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今月号の総説

コーナー 作  品
特 集

連 載

心の病気になって途方に暮れたとき、私はいかに生き抜いたか
統合失調症、広汎性発達障害(アスペルガー症候群)のある方が、病気になったことで苦しみながらも生き方を懸命に模索し、安心できる場所や力を取り戻した経験を、将来への希望とともに語る。

第二回 これからの精神科病院
昭和六十二年に精神科医になった著者が、現在にいたるまで時代の流れと共に変化してきた精神科病院について語る。現代の精神科病院にある課題を指摘し、「私達がわずかでも希望を持ちながら生活していけるように、今できることは何だろうか」を一緒に考えていく。

座談会:統合失調症とともに生きる
病気になって苦しかった状況から立ち直った転回点は何だったのか。精神病体験を持つラグーナ社員が語る。そして転回点を経て精神病になって得たものはなにか。前向きに病と向き合うかたちについて語る。

マインドマターズ
オーストラリアでは中学・学校の授業のなかで、こころの健康の問題に取り組んでいる。精神の病気の知識と対処法を伝え、友人がもし病気になったらどう接するかを話し合う。 うつ病についてQ&A形式で紹介。個々人により症状もさまざまなうつ病。早期発見早期治療を訴える。

人魚物語
幻想と現実が交錯する短編小説。言葉によって創造された人魚の世界とは?

心はここにある
新連載。筆者自らの入院体験を基に、人間の悲惨さと偉大さを描く。

白百合の君へ
故郷の島に帰り父と共同生活を送る葵。自分に自信が持てず摂食障害に苦しむ。そして、不思議な精霊たちの声が聞こえる。 「いつもひまわりのように笑っていたほうがいいよ」。亡き母の言葉を胸に再起を目指す。

漫画「風の歌を聴きながら」
最終話。長い闘病生活の果てに見つけたものは人や自然への畏敬の念だった。辿り着いた境地を短歌に託す。

漫画「サバイバーズ・ミッション」
いじめを受けた著者が体験をもとに描く。中学校に入学した主人公友子は友達を作ろうとしたが簡単ではなかった。学校に居場所がない友子はひとりぼっちのつらい学校生活を耐え、定時制高校へ進学する。

編集部
から

大地に生きる
ラグーナ出版では畑を借り野菜を植え、地域の方から農業を教わっている。精神科医が語る大地に根ざした生活とは?

結婚について
精神障碍の女性の結婚にいたるまでのエッセイ。

精神障がい体験者からの作品解説

作品名:「倒れたままでいること」
解説者:星礼菜(「シナプスの笑い」編集部所属)

カフカを引用しつつ、文学的に完成度の高い作品。障碍を受け入れて生きること、その葛藤を的確に表現している。

目 次

第Ⅰ部 特集・連載
心の病気になって途方に暮れたとき、私はいかに生き抜いたか
第三回 これからの精神科病院 -入院体験者、精神科医が語る未来の形-
座談会:統合失調症とともに生きる
『Mind Matters』の紹介
短編小説:「人魚物語」
小説:「心はここにある」 新連載
小説:「白百合の君へ」 第三話
漫画:「風の歌を聴きながら」 最終話
漫画:「サバイバーズ・ミッション」 第五話

第Ⅱ部 投稿
小説:倒れたままでいること
体験記:幻聴の中で 前編
小説:受験
詩歌:in dark/味噌汁/れもんのような/三日月の夜/詩
イラスト

編集部から
コラム:大地に生きる
エッセイ:結婚について
書評:『統合失調症がやってきた』

巻末資料
精神保健福祉センター一覧

シナプスの笑い第22号

A5判(148×210ミリ)
/ 128頁

定価(本体762円+税)

ISBN 978-4-904380-
28-4 C0093

2014年2月10日発行

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